健康は腸内環境から~潰瘍性大腸炎がおしえてくれたこと

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全ての臓器のもとは腸:腸内環境と腸内フローラ

最初の生命体が地球に誕生したのが約38億年以上前だと考えられていて、最初の生物はたった一つの細胞からなる単細胞生物でした。この単細胞生物から多細胞生物へと進化していくのですが、このときに最初に作り出したのが「腸」で腔腸動物と呼ばれる原始的な動物が誕生しました。そして「腸」を中心に様々に進化し、多くの臓器をもつようになり、多種多様な生物に進化してきました。
漢方医学だけでなく、一般にも耳にする「五臓六腑」。「五臓」は、心、肺、腎、肝、脾で、「六腑」は、胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦(リンパ管)のことをさし、これらの臓器は腸から発生してきたとされています。
さらに、脳も腸から進化したものです。腸を動かす神経細胞の集合が脳へ発達していきました。

胎児の発生~まずは腸がつくられる

全ての臓器のもとは腸ということは、ヒトの胎児の発生過程からもみることができます。
受精卵が細胞分裂を繰り返していくさい、この細胞は小刻みに動く時期があり、この時期を「原腸胚」といい、細胞は分裂をしながら外側の細胞の一部が卵割腔の内部にもぐりこむみ内側に新たな袋状の構造が形成され、「原口」とよばれる肛門のもとができ、さらにどんどんもぐりこみ原口の反対側に口となるもとができます。
「胎児は系統発生を繰り返す」といわれます。
系統発生とは生物が長い間に進化してきた過程のことで胎児は受精後細胞分裂を繰り返し、子宮の中で魚の時代を過ごし、その後、両生類、爬虫類というべき時間を経て人間と呼べるようになるといわれています。
腸がすべての臓器のもとであるということは、腸がからだの多くの器官や神経に密接にかかわっていることを意味しています。

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