健康は腸内環境から~潰瘍性大腸炎がおしえてくれたこと

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食道とは:消化器の構造と機能

食道とは、咽頭から胃に続く食物の通り道で、内面は粘膜に覆われており、蠕動運動により食物を胃へ送り込みます。
食道は、25~27㎝ほどの長さがあり、第6頚椎の高さで喉頭の後ろ側から始まり、胸部では気管支、大動脈弓などの後を通り、横隔膜を突き抜けて第11胸椎の高さで胃の噴門につながります。
内腔の直径は約2㎝で、咽頭から食道への入り口、気管分岐部との交差点、横隔膜を貫く部位の3か所で狭くなっており、この部位は生理的狭窄部といい、食物が詰まるのがこの部位です。
食道壁は、粘膜、筋層、外膜の3層からなり、漿膜がないため炎症や癌などの浸潤がおきやすいといえます。
食道は、副交感神経である迷走神経と交感神経により支配されており、これらの神経が食道神経叢を形成し、食道の蠕動運動を制御しています。
食道は、音・痛覚などはありません。

食道の機能

口で咀嚼され、飲み込まれた食物が食道の粘膜に触れると食道の上部の輪状筋が収縮し内圧が上昇し、順次下方に伝わって蠕動運動を生じ、食物を噴門に向かって推し進め、蠕動の波が噴門に到達すると、下部食道括約筋(LES)が弛緩して食物を胃に入れます。
下部食道括約筋(LES)は、胃内容の逆流防止機構としての役割を持つ機能的括約筋として作用しています。
下部食道括約筋(LES)は、自律神経系の支配を受け、通常は収縮し、閉じている状態ですが、嚥下のときには、副交感神経によって弛緩します。
また、消化管ホルモンであるガストリンにより筋の緊張が生じ、セクレチンにより弛緩するなど多くの物質の作用を受けます。

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