健康は腸内環境から~潰瘍性大腸炎がおしえてくれたこと

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腹部単純X線検査:消化器疾患の診察と検査

X線検査は健康診断でも用いられる一般的な検査のひとつです。
X線の検査方法には、単純X線撮影とX線造影検査があり、単純X線撮影とは、一般的に行われるレントゲン検査のことです。
X線造影検査とは、造影剤と呼ばれる薬を静脈に点滴しながらX線写真を時間を追って撮影していく検査方法で、バリウムを飲んて行う腹部X線検査は、一般にバリウム検査と呼ばれています。
検査で受ける放射線の被曝は極めて少なく、自然界で受ける量とほぼ変わらず健康被害はありません。

腹部単純X線検査の原理

X線検査とは、X線照射装置とフィルムの間に体をおき、そのフィルムに対してX線を放射させ、フィルムに焼き付けて画像化する検査です。
体がX線を通過させた部分では黒く写り、体がX線を阻止した場合には、その部分が白く写ります。X線の透過度が高い組織としては皮膚や空気、筋肉などがあります。逆にX線の透過度が低いものとしては骨、金属がります。脂肪や軟部組織はX線を中等度減衰させるため、グレースケールの諧調で撮影されます。

腹部単純X線検査の目的

腹部単純X線検査の目的は、炎症・外傷・腫瘍などによる消化管内異常ガス、腹水、腹腔遊離ガスの確認、肝臓、脾臓および腎臓の大きさ、形、位置の確認、結石、腫瘤陰影などの病変の観察のためおこなわれます。

腹部単純X線撮影の適応

一般的に、腹部単純撮影の適応となるのは、以下のようなときです。
①急性または亜急性の腹痛。
②臓器に結石の存在が疑われる場合。
③腸閉塞または腸管麻痺が疑われる場合。
④消化管穿孔が疑われる場合。
⑤腹部外傷。
⑥腹部膨満感。

腹部単純X線の撮影のポイント

最も基本的な撮影は背臥位前後方向撮影で腹部全体のコントラストが良好になります。腹腔内遊離ガスは鏡面像の証明には、立位での撮影が有用です。
同時に胸部単純X線撮影をすることも少量の遊離ガスの証明には有用です。重症患者や少量の遊離ガスを証明する場合は左側臥位で撮影します。

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