健康は腸内環境から~潰瘍性大腸炎がおしえてくれたこと

スポンサードリンク

白血球(WBC)検査:消化器疾患の検査

白血球(White blood cell :WBC)は、血液中に含まれる有形成分の一つで骨髄・脾臓・リンパ節で作られ、赤血球より大きく、無色で核があります。
白血球の主な働きは、白血球は体内に細菌やウイルス、異物などが侵入したとき、その異物を自らの中に取り込んで破壊したり(食作用)したり、免疫抗体を作って細菌やウイルス、 がん細胞を殺したりする(免疫反応)はたらきをしており、細菌感染症などに罹っているときは、血液中の白血球数が増えます。一方、骨 髄の造血機能の低下などがあると白血球数は減少します。
白血球数の基準値は、男性:3500~9200μl、・女性:3500~9200μlです。

白血球(WBC)の区分

白血球は、好塩基球、好酸球、好中球、リンパ球 、単球に5分画されます。これらの細胞の比率を白血球分画といいます。
これらの分画にはそれぞれ異なる形態・性質があり、正常な状態のときはそれぞれの占める割合が一定範囲内に保たれていますがからだになんらかの異常が発生するとお互いの比率に変化が現れます。

好中球(NE)

好中球は、白血球全体の約60%を占め、顆粒球の大部分は好中球です。好中球には異物の方に向かって進む遊走能と異物を取込んで処理する貪食能があります。体内に侵入した細菌や異物は顆粒中に含まれる酵素や活性酸素により消化、殺菌されます。
好中球の基準値は、340-60%(桿状核球:3~10% 分葉核球:40~70%)です。

好酸球(Eos)

好酸球は好中球と同様に遊走作用と貪食作用があるが、通常の細菌に対しては反応せず、顆粒から特殊な蛋白を放出してある種の寄生虫に対して体を守る免疫機能を担っていますが、一方で喘息や薬物アレルギーなどのアレルギー反応を引き起こします。
好酸球の基準値は、0~5%です。

好塩基球(Baso)

好塩基、はその顆粒中にアレルギー反応の原因となるヒスタミン、ロイコトリエン、ヘパリンなどを含んでいるため、好塩基球の表面にある免疫グロブリンEに抗原が結合すると顆粒中からヒスタミンなどが放出されて即時型のアレルギー反応を引き起こします。
好塩基の基準値は、・成人:0~2%です。

リンパ球 (Ly)

リンパ球は、NK(ナチュラルキラー)細胞 、 B細胞 (Bリンパ球)、 T細胞 (Tリンパ球)などの種類があります。T細胞は細胞性免疫を、B細胞は抗体産生をつかさどり、NK(ナチュラルキラー)細胞 は腫瘍を主に攻撃して破壊する働きがあります。
リンパ球の基準値は、20~45%です。

単球(Mo)

単球は、異物を貪食する作用があり、外敵の侵入を防いでいます。
単球の基準値は、3~7%です。

白血球検査の目的

・日常初期診療における基本的検査として。
・白血病を疑うとき。
・感染症、炎症性疾患、ストレス、腫瘍などの有無を推定するとき。

白血球数の異常をきたす疾患

白血球数の増加

白血球数の増加は、白血病のように腫瘍によって異常増殖する腫瘍性のものと、細菌感染や炎症のときに増加する反応性のものに分けられます。

白血球数の減少

白血球数の減少は、白血球を作っている造血幹細胞が障害を受けることによって産生が低下してしまう場合と、白血球が消費されたり破壊されることによって起こります。

スポンサードリンク
スポンサードリンク